老いを感じる

 専門学校の学生さんとココイチに入る。
 秋口は、自分はまだまだ若いと思っていた。おれはカレーが好きだ、カレーならいくらでも食べられる、などと信じていた。
 だが目の前の若者が「チキン煮込みカレー、ライス1000グラム」を軽々と、しかも「メンチカツカレー、ライス300グラム」を選んだ秋口よりも早く食べ終えるのを見て、己の間違いを認識する。
 もはや若くない。
 悔しいので、翌日の夜もカレー。