赤信号で待っていたら向かいから信号無視をして歩いてくる男性がいて、その男性と目が合って、彼が浮かべた少しうしろめたそうな表情にたまらない愛しさを感じる。

『女性の考えた酸辣湯ラーメン』なるカップ麺を購入する。パッケージには「ハート形のかまぼこ入り♪」と書かれている。 「正直そんなんどうでもええわ」と思いながら蓋を開けてみると、ハート形のかまぼこがまっぷたつに割れている。 これはこれで気分悪いわ…

ボードゲーム会のレポートを掲載いたしました。「建物がすてき！」とか言ってたくせに、建物の写真を撮り忘れておりました。間抜けや……。http://d.hatena.ne.jp/retrobuilding/

元町を歩く。二十歳ぐらいの男性が携帯に向かってがなりたてている。どうやら知人に現在地までの経路を説明しているらしい。 「駅があって、道があって、その次の道！ そこにおるから！」 さすがに伝わらんやろ、と思う。

三ノ宮で中華料理店に入る。小汚い店だが、料理人はすべて中国人、客も中国人が多く、なんとなく本格的な雰囲気。 メニューのドリンク欄を見ると、「ウロン茶」と書かれている。 なんか怪しい飲み物だな、と思う。

『ココイチ』でポークカレーの１０辛を食べていると、隣の席に座ったOL風の女性が野菜カレーの１０辛を注文する。 思わずその女性の顔を見ると、目が合う。 なぜか女性が軽く会釈してくれ、こちらも会釈を返す。 同志よ！ と思う。

あまりにもボードゲームが好きなので、定期的にゲーム会を開くことにしました。知り合いの作家さんやＳＮＥのメンバーも来てくれる予定です。くわしくは下記のブログをご覧ください。 http://d.hatena.ne.jp/retrobuilding/ 秋口と面識がない方もお気軽にど…

ｂａｓｅよしもとで「三軍と二軍の入れ替え戦」に相当すると思われるイベントを観る。十八組のネタを目の当たりにしたが、どの人たちもめちゃくちゃ気合いが入っている。人生がかかっているのだから当然か。ぶっちゃけＭ−１グランプリよりもおもしろかった、…

親しい作家さんたちと集まる。 カレーを食べましょうと主張し、全員に拒絶される。 焼き肉となる。

テレビをつけて「あ、二丁拳銃、また歌うたってるんや」と思う。よくよく見ると、ケミストリーであることに気づく。 タレ目で鷲鼻で色白が左、くりっとした目の色黒が右……完全に一致や！

高校時代のクラスメイト四人と会う。うち二人は七年ぶり。皆で特にこれといった思い出話もせず生牡蠣と燒き牡蠣と牡蠣フライを食らいまくる。 中の一人、本浪の「こないだ嫁が雑誌を熱心に読んでいて横からチラ見したら特集のタイトルが『依存しない生き方』…

ヨーロッパ企画の舞台『サーフィンＵＳＢ』を観にいく。相変わらず爆笑に継ぐ爆笑。腹がよじれる。だが例によって大きなストーリーの流れは存在しない。最近はライトノベルも、宮崎アニメでさえも、こうした小ネタ集とでも言うべき作りが主流なんかなぁ、と…

カレー屋でうんこの話をする、という人生最大の失策を犯す。

携帯が壊れたのでauショップへ行ったら「機種変更という形でよろしいですか？」と訊かれたので「それ以外に選択肢ってあるんですか？」とたずねたら「いや、ありませんけど」と返され、「えっ、ならなんで訊いたん？」と思う。

秋口がデザインしたカードゲーム『キャット＆チョコレート』の個人通販を始めました。http://poya.jp/cat_choco/ 秋口が責任を持って発送いたしますので、興味のある方はぜひご注文ください。よろしくお願い申しあげます。

専門学校の学生さんとココイチに入る。 秋口は、自分はまだまだ若いと思っていた。おれはカレーが好きだ、カレーならいくらでも食べられる、などと信じていた。 だが目の前の若者が「チキン煮込みカレー、ライス１０００グラム」を軽々と、しかも「メンチカ…

山中さんが「こんど釣りにいこうぜ」と提案する。皆が賛成する。 そこで思いだす。秋口が中学生の頃の話だ。 とある日曜日、秋口の父が唐突に「釣りにいくぞ」と言いだした。それまで父子で釣りへ行ったことなど一度もないにもかかわらず、だ。 道中で道具や…

あまりに暑いので蒲団を使わず、フローリングの上で直に寝ている。 驚くほど疲れが取れない。

熊野古道を歩く。熊野神社にまつられている「速玉男命」という神さまの名前を見て、不謹慎ながらも、少しにやついてしまう。

テレビでニュース番組を観る。 移民に仕事を奪われ困窮している、という白人男性がインタビューにこたえている。 その男性の名前が「リッチ・レベル」であることを知り、不謹慎ながらも、少しにやついてしまう。

ネットカフェで『ちはやふる』という漫画を読む。 ふと「『ちはやふる』と『シャリア・ブル』って似てるな」、と思う。

交差点の北東角と南東角にそれぞれカレー屋がある。どちらに入ろうかと迷う。 考えた末、両方の店でカツカレーを食べる。

「イタリア人とかスペイン人とか、オリーブ食ってる奴らはラテンですよ！」と大先輩。 「ならポパイはラテンやな」と超先輩。

人混みの中、ホイッスルを所持した中年男性を見かける。身なりは少しだらしない。彼がピッ！ と吹くたびに、周囲の人たちがビクッ！ とおののき、道を開ける。 あれは便利そうやなぁ、でも人としてあかんなぁ、と思う。

とある一軒家の前を通りかかる。表札に「猫 尿 迷惑 殺せ」とサインペンで落書きされている。 近所の人めっちゃ怒ってるやん！ と思う。

朝７時、母から電話がかかってくる。だれか怪我でもしたのか、とあわてて携帯を耳に当てる。 「新しい作品、読んだわよ。今回はがんばってたんじゃない？」 励まされる。と同時に、なぜこの時刻に？ と思う。

駅前で「ＦＲＥＥ ＨＵＧ」と書かれた厚紙を持った女性を見かける。タダで抱きしめてあげますよ、という意味らしい。元もとはアメリカで始まった活動だとか。 なぜ梅雨の時期にやる？ と思う。

尻ポケットに携帯電話を入れたままズボンを洗濯する。 壊れる。

『妖怪人間ベム』を知らない、という人間にユーチューブで映像を見せる。 感想は「こんなん人間になれるわけないやん」というもの。 みんな、わかってて言わなかったのに……！

寿司屋でアルゼンチン好きの女性店員と話す。 「アルゼンチンいいですよぉ。行ったことありますか？」 「ないですね」 「海外は？」 「ドイツなら何度か」 「――ドイツなんて、なくなればいいのに」ワールドカップ２０１０／準々決勝 アルゼンチン ０：４ ド…